2008年07月06日
「Google 技術講演会 in 京都」行ってきた
(lambda (x) (氏にGoogleが京都で技術講演会をすると聞き、行かない選択肢はないなと言うことで行ってきた。関西自体こういうイベントが少ない上に、主催者がGoogleということでこれは行かないと損だろう。

質疑応答での写真。質疑応答から写真撮影可になった。右から2番目の下を向いている人がはてなの伊藤 直也氏。
技術講演会という名前なんだけど、時間配分を見ても交流会の方がメインのようだ。
実際テクニカルプレゼンテーションもさわり程度でつっこんだ内容は無し。
後は交流会で担当者を捕まえて各自つっこんだ内容を話してねという形。
テクニカルプレゼンテーションは南野朋之氏のGoogleMap関連の話が面白かったな。
GeoWebが第2のWebという位置づけで、位置情報をキーワードに新しいソリューションを提供できないかという話だった。
GoogleMapのMyMapなどユーザが勝手に作成した位置情報付きの情報が大量に存在するんだけど、それらの情報をいかに整理してユーザに役に立つように提供できるかが重要であると。
インターネット黎明期に散在するページから、どのように有益な情報を取り出すかを競い合ったサーチエンジン戦争と同じように、現在いろいろなサイトに散在する位置情報付き情報をどのように扱い、検索し、見せるかを模索している段階なんだろうな。
一番の目的のAndroidの話は、テクニカルプレゼンテーションでは目新しい情報はなかった。
ごく一般向けの説明で、Androidがどんなモノかの説明といった感じ。
はてなの伊藤 直也氏の話は、はてながどのようにGoogleAPIを使い、はてなのサービスを作成してきたかなど。
俺ははてなユーザではないので特に興味を引く内容は無かったけど、サービスを作成する過程を聞いてはてなやGoogleのような技術者指向会社は楽しそうだなと思った。
何か新しいサービスを作るときに、技術者が自分で「あったら便利だろうな」とか「作ったら楽しそう」というサービスが重要で、そのときには「それを作ることでどれぐらい会社の利益になるか」や「他社の類似サービスとの差別化はどうなのか」などは気にしなくてもよいし、そもそも話題にもならない。
日本だと普通、時代の流れについて行けていない頭の固い上司を納得させないと何も始まらないというイメージがあるもんなぁ。
そのことに関し、技術者が好き勝手に作った機能は一般ユーザが求める機能と乖離があるという意見があった。それに対するGoogleの解としては、技術者が求める機能と一般ユーザが求める機能とのギャップは、そのサービスが世に出た後に操作性やより一般向けのニーズに合うように調整や注文を行う専門のチームがGoogleにはいるとのこと。最初は技術者の好き勝手にやらすけれど、世に出て機能が安定した後は一般受けするように改良すると。
交流会はメインの目的の若狭建氏のAndroidの話をひたすら聞いていた。
GoogleはAndroidをどのようにしたいのか興味があったけど、話を聞く限りAndroidをどうしたいという明確な目的は無いように思えた。Googleの立場としては「完全にフリーでオープンな環境を出すから後は適当に好き勝手やってくれ」みたいなノリかと。若狭建氏の「今の携帯でのインターネットは本当のインターネットではない。キャリアの手のひらにあるコントロールされた小さなネットがあるだけだ。そこに本当の意味でのインターネットを提供したい」という言葉が印象に残った。
リーナスがLinuxカーネルを作ったようにGoogleがAndroidを作り、Linuxのようにどこかの技術者が好き勝手にAndroidアプリを作る。それが「Androidはオープンソース」の意味なんだろうな。
そうするとキャリアの利益とは反するように思えるので、「Androidが出ればキャリアがコントロールできる範囲が狭くなる。既得権益が減るおそれがあるけれども、それに伴いキャリアからAndroidを出す上でAndroidに対するコントロールできる範囲の拡大など何らかの圧力はあるのか?」と質問したけど、明確な答えはもらえなかった。質問の意図が伝わらなかったのか答えをはぐらかされたのか。意図が伝わってなかった気もするがうまく質問するって難しいと痛感。
ちなみにその他のいろいろな質問をしたけど結構「それは答えられないことになっている」という答えが多かった。
参加者はおよそ300人ぐらいと言っていたかな。
学生さんとか結構若い人が多かった。
会場に着いたら今の仕事先の同じチームの人がいてびっくり。
スピーカーのマイク シュスターと以前同僚だったとのこと。
ほかにも去年一緒にシステムを作成した別チームの人が来てたり、仕事先の研究所でよく見かける人を発見したりで世界は狭いなと思った。
自然言語処理の世界で有名なGoogleの工藤拓氏も発見。
本格的なカメラを持っていて、カメラマンとして活躍していた。
今日はAndroidのいろいろな話が聞けて楽しかったな。
でも人がいっぱいで疲れた。
いきたかったけど仕事がー