2007年05月28日

台所危機一髪

(下水に関連した汚い描写があるので食事中、食事前の人は読まない事をオススメ)

土曜の夜12時から深夜2時までと言う謎にハードなフットサルのゲームを終え、日曜の昼過ぎまで惰眠をむさぼっていると、家の1階から両親の緊迫した声が聞こえてきた。

「なんだ?父親が機嫌でも悪くしてるのか?」と思ったけどどうやらそうではないらしい。
話を聞くと台所の下水が詰まって水が流れなくなってしまったとのこと。
そして詰まったパイプをどうにかするために金属の太いワイヤーを買ってきたので、今から流しの口からつついて詰まっているモノを押し出すようだ。

家の下水の配管は台所からすぐ横の家の外に出て、そこに小さなマンホールがあり、さらにそのマンホールからお風呂場とトイレと接続している小さなマンホールを経て、家の外のメインの下水に繋がっているらしい。幸い詰まった場所は台所専用の配管でトイレはその先なのでトイレの下水はあふれていない。

台所すぐ横のマンホールを開けてみると、濁った水がたまっていて底は見えない。
詰まっている事はわかるがどこがどう詰まっているのかはわからない。
底に穴があるのか、また深さはどれぐらいなのかを調べようと棒を濁った水に突き刺す父親。
「ん?なんかある!スコップ無い?スコップ」
スコップで濁った水の底をすくうと、なんと白い大きな固まりが出てきた!
「うおっ!脂のかたまりだ!!」
出るわ出るわで大量の脂(ラード)の固まりが取れた。

マンホールの底は掃除できたが、配管はまだ詰まり気味だ。
台所の流しからバケツいっぱいの水を一気に流し、水圧で詰まったモノを押し流そうとやってみる。
詰まってあふれないかな?と心配になりつつも一気に流すと・・・。
「ゴポゴポッ・・・ゴポッ!!」と音とともに500mlのペットボトルを一回り小さくしたような脂の固まりが2本出てきた!!汚ねぇ!!

水を流すと台所横のマンホールの水位が上がり、その小さなマンホールからお風呂場横のマンホールまでのパイプも詰まっていることがわかった。と言うかバケツで押し流した脂が詰まったのかもしれない。
こっちはワイヤーを出し入れしたりして脂を押し出しているうちにスムーズに流れるようになった。

バケツの水を流す作業を続けると、水が綺麗になり、脂の固まりが流れる量が少なくなってきた。
とりあえず一安心と言うところで、奮闘する父親と俺の横で母親が「ご飯できたで~」と声をかけた。
父親&俺「イヤ、脂の固まり見まくったから今食欲無い・・・」

母親曰く、「アブラを流すようなことはしていない」と言っていたが、洗い物やらなんやらで日頃ちょっとずつ流れた脂が15年間たまりにたまっていったんだろうな。

ネットで調べると水酸化ナトリウムやバクテリアを使った詰まりを分解をする薬があるようだ。
バクテリアを使うヤツは即効性が無いかわりに、脂の奥深くまで浸透するらしい。
一度詰まったからにはこういう薬で日頃から予防していかないとダメなんだろう。

詰まって大変だったけど業者さんを呼んだりせずにすんでよかったよかった。
俺だったら「詰まった!大変だ!ネットで業者を調べよう」となるけど、父親は自分でワイヤー買ってきて自分で解決しようとするところがすばらしいな。あまり父親は好きではないけど、頼りになる父親を見直した一日だった。

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